世界保健機関(WHO)が定める世界禁煙デーの31日、県は本庁や地方局・支局など県関係116施設で敷地内を全面禁煙とし、喫煙所などにポスターを掲示して禁煙を呼び掛けた。
 本庁では午前8時半ごろまでに、県健康増進課の職員が敷地内3カ所の喫煙所の灰皿に「使用禁止」の紙を貼り、入り口を「立入禁止」のテープで封鎖。昼休みには呼気中の一酸化炭素濃度の測定など保健師による禁煙相談があった。
 喫煙歴約30年の男性県職員(62)は「禁煙はなかなか難しいがこれを機に前向きに考えたい」と話した。